平成9年4月に津東高校奇術同好会として発足、2年後にクラブとなり結局4年間続いた。最後の第4回津東高校奇術部マジックショーは、奇術部の生徒のほかに卒業生や引退した3年生、そして特別出演として白子高校奇術部出身、現在津奇術グループで活躍している卒業生に「ダンボールの剣刺し」を披露してもらった。
 
最後の1年間のクラブの人数は1年生6人、2年生4人の計10人、活動状況は老人ホームなどの福祉施設訪問が12回、三重刑務所矯正展や三世代文化交流フェステバル、敬老の集いや地域の子供会、保育園に出演するなど活発な活動を展開してきた。また奇術を披露してから「動く折り紙」で楽しいひとときをすごした。そのときの様子を生徒は次のように書いている。
 
 「折り紙は小さいころよく折っていたので、いろいろなものを知っているけれど、その中でも一番好きなのは、『パックンチョ』という動く折り紙だ。どうしてもそれを教えてあげたかったので、近くにいた男の人と一緒に作ってみた。
 戸惑いながらもうまくできたので、『やった』と思った、だけど動かす折り紙だ。それで手を入れる場所や動かし方を説明したが、すぐには分かってもらえなかった。それでも繰り返し何度か説明したら、動くようになった。そのとき私はすごく感動して、胸がいっぱいになった。
 折り紙を通して、いろいろな人と仲良くなれた体験を、ずっと心の中に残しておこうと思う。」
 
ところで最後の訪問は3月の期末テスト終了後、5回でかけた。生徒が顧問に知らせずに東海TVの深夜番組「ON & ON ON」に申し込み、津の公園西保育園に訪問したときの様子を取材し、4月19日早朝、保育園の子供達に奇術を披露している姿が放映され、生徒のあたたかい配慮に感慨深いものがあった。 
 3月28日には毎年訪問している長谷山学園で奇術を披露して、25年間にわたる活動を終えた。


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